機密を扱うAIは、
箱の中だけで動かす。
社員のPCではなく、管理された GPU 搭載ボックスの中で AI エージェントを動かす。機密は箱内のローカルLLMだけが処理し、クラウドへの線は部屋ごと閉じる — ポリシーでなく、仕組みで強制する実行層です。
Hoko は、社内に置いて社員が共同利用する AIエージェント実行アプライアンスです。
AI SaaS でも、クラウドサービスでもありません。
社員のPCで、AIエージェントが動いている。
その作業を、誰が説明できますか。
エージェントの便利さが先に立ち、機密の扱い・利用の記録・実行環境がばらばらのまま — それが、AIエージェント導入で生まれる新しい不安です。
機密の持ち出し
便利さのために、顧客情報や社外秘がクラウドAIへ貼り付けられる。意図しない既成事実が静かに積み上がる。
見えない利用
誰が・どの部屋で・どのモデルに何をさせたか。監査に答えられる記録が、どこにも残らない。
散らばる環境と鍵
各自のPCにエージェント・APIキー・コードが散在。統制も、暴走時の巻き戻しも効かない。
機密は、
機密ルームの外に出ない。
機密ファイルとインターネットへの線が、同じ部屋に同居しない。だから設定ミスや判断ミスで漏れることが、構造的に起きません。
機密ルームにはクラウドエージェントをインストールすらしない。頭脳は箱内のローカルLLM、コードは箱内のローカルGit。遮断はネットワーク・マウント・鍵の三層で、エージェントの制御外にあります。
① 通常ルーム — 本物のクラウドAI
- 頭脳
- Claude Code / Codex。自分のサブスクでログインし、本物のクラウドAIの賢さを使う
- 機密
- ✕ 置けない(機密ストアはこの部屋にマウントされない)
② 機密ルーム — ローカルLLMで完結
- 頭脳
- OpenCode(MIT・ベンダーフリー)+箱内ローカルLLM。ログイン不要(箱が鍵を渡す)
- 機密
- ○ 置ける(外部遮断 — データは箱から出ない)
社員のPCには、何も入れない。
箱を置く
LAN に繋いで電源を入れるだけ。社員の端末への配布物はありません。
部屋を配る
管理コンソールから社員ごとにワークスペースを発行。クラスは confidential / cloud_enabled の2つだけ。
ブラウザで入る
管理コンソールの「入る ↗」か、VSCode Remote-SSH。入室直後に部屋のクラスが色付きで表示されます。
tate 連携 部屋ごとのフローラベルを姉妹製品 Tate(盾)に配信し、出口側でも「誰の・どのクラスの通信か」を識別・遮断できます。
使うほど、
組織のAIが育つ。
全部屋の利用テレメトリを箱が集計し、解決手順は skill として蓄積。全エージェント(Claude / Codex / OpenCode)が MCP 経由で共有します。機密ルームで学んだ知識は、機密ルームから出ません。
sk-31aa社内APIの認証手順公開中sk-58beCI が落ちた時の一次切り分け公開中sk-7c03機密ルームでの依存追加(オフラインミラー)機密・公開中sk-9f21顧客データ匿名化の手順承認待ちエージェントの投稿は承認されるまで非公開。管理者がレビューしてから、組織の知識になります。機密クラスの skill は機密ルームにだけ配られます。
約束ではなく、構造で守る。
マウント=クラス境界
機密ストアは機密ルームにしかマウントされない。通常ルームからは構造的に到達不能で、設定ミスの余地が無い。
外への線が無い
機密ルームのネットワークには、外向きの経路そのものが存在しない。誤って入っても、出せない。
鍵は関所の中だけ
本物のAPI鍵はゲートウェイ内のみ。社員にも部屋にも、本物の鍵は配られない。
全数監査
管理操作・実行履歴・AIセッションを記録し、横断検索できる。「誰が・どの部屋で・何をしたか」に答えられる。
正直に明示します — 機密ルームの頭脳はローカルLLMです。クラウドAIほど賢くはありません。賢さより「出ない」ことを優先する設計です。
できること、できないこと。
いいえ。頭脳は箱内のローカルLLMで、最新のクラウドAIには及びません。Hoko は賢さより「機密が出ない」ことを優先する設計です。普通の開発は通常ルームで、本物のクラウドAIを使えます。
ネットワーク・マウント・鍵の三層で構造的に遮断しますが、物理アクセスや画面の撮影など、箱の外の手段はスコープ外です。出口対策には姉妹製品 Tate(盾)の併用を推奨します。
できません。規約違反のため不可です。通常ルームは各社員が自分のシート(Claude Team / Enterprise 等)でログインする方式が基本です。機密ルームは課金と無関係に、常にローカルLLMで動きます。
社内アカウントの SSO 連携はフェーズ2で計画しています。現行の認証方式を含む構成の詳細は、セキュリティの観点から本サイトでは公開していません。導入のご相談の際にご説明します。
利用状況の可視化と、知識(skill)の蓄積・全エージェントへの共有までは実装済みです。育成ループ(RAG・評価・ファインチューン)は設計のみで、まだ動きません。
ネットワークの会社が、
作っています。
開発元のフォースネット株式会社は、2010年創業。大手通信キャリア向けのネットワーク構築、VoIP電話事業、ネットワークアプライアンスの開発を続けてきた技術会社です。代表は大規模携帯電話網(3G/4G)の設計・構築出身(CCIE #16004・『Juniper 完全Bible』執筆)。
機密データを預かる箱は、可用性と運用への責任とセットです。アプライアンスを作り続けてきた現場の経験が、「仕組みで強制する」Hoko の設計思想の土台になっています。